toujinomichiの日記

酒造りの四方山話

法令遵守

とうとう、制限なしのゴールデンウィークが始まりました。

街は、賑わいを取り戻しつつあります。

無事酒造りも終了したと思ったら、出荷が忙しくなりまして、感染者数の高止まりが続いておりますが、お陰様で清酒の出荷は順調に伸びているようです。酒業界は、飲食店あってのものですからね!

最近では、蔵元の田んぼにも水が入り、トラクター(耕運機)により、代かきが始まりました。

2、3ヶ月前のことになりますが、企業の不正行為が、後を経ちませんね。

熊本の企業が、1年程育てた外国産アサリを輸入して、海外での生育期間を偽装して熊本の漁場での生育期間を長めにして、国産品として販売していました。

静岡県でも、外国産ワカメを鳴門産ワカメとして販売していました。

様々な業界で起きる不正行為事件が、後を経ちませんね。

酒業界でも、あるウイスキー会社が、余り寝かせてないウイスキーにキャラメルを混ぜ、熟成期間を偽装して販売していました。

清酒業界でも、純米酒にアルコールを添加してるのに、米だけと偽装して販売して、世間を騒がせたことは、生涯忘れないことになるでしょう。

米の業界でも、様々な偽装がありました。

中でも不思議なのが、魚沼産コシヒカリが、生産量の30倍以上の販売実績があるのですから、おかしな話しですよね。

酒の業界だけでなく、知床沖の観光船の沈没事故でも、不正行為だけでなく、明らかな法令違反が、たくさんあるようですね。

1人1人のコンプライアンス法令遵守)意識を高めていくことが、重要なことです。