酒粕の美白効果？

昔から酒は百薬の長と言われておりますが、酒粕はどうでしょうか？

酒粕にもたくさんの病気の予防効果があることは知られてますし、肌の美容効果も高いことから多くの化粧品会社が開発してます。

酒粕には、シミを薄くしたりする美白効果があると言われています。シミやソバカスは、紫外線に当たると肌が紫外線から肌を守るために、メラニン色素を作りだし、シミやソバカスの原因になるのです。

このシミやソバカスの原因を作るメラニン色素の働きを阻害する物質が清酒を搾った後の酒粕に大量に含まれている酵素の働きで美白効果があると言われています。

そこで酒粕の成分を調べてみました。たんぱく質や繊維質を含む炭水化物、ビタミンB¹、ビタミンB²、カルシウム、リン、鉄、ナトリウム、カリウム等の無機質、さらに様々な有効成分として、アミノ酸のアスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、グリシン、ロイシン、チロシン等実に20数種類のアミノ酸が含まれているのです。

酒粕には様々な美白のための有効成分がたっぷりと含まれているのですから、使用しないわけにはいかないと、本当に肌がつるつるになるか試してみました。

まず大さじ2杯くらいの酒粕を大さじ1杯のお湯でドロドロになるまで溶き顔に塗ってパックをするように3，4分したら洗い流してみると肌はつるつるにはなりましたが、酒くさいので、市販の酒粕入りの化粧水を使用したほうが良いでしょう。

その他に、手ぬぐいなどの中に酒粕を300ｇ位いれて酒粕を入浴剤のかわりに使用するのも良いと思います。酒粕風呂に入れば、美白効果だけでなく、保温、保湿の効果もありますし、アトピー性皮膚炎に効果があると言われている入浴剤も市販されています。それだけ酒粕にはすばらしい美容効果があるのです。

余談ですが、酒粕を使った料理を食べれば、酒粕に含まれるαアミラーゼを分解する酵素を阻害する酵素が働き太りにくい体質になるとも言われています。試してみるといいかも知れません。