toujinomichiの日記

酒造りの四方山話

今年のいろんな新酒鑑評会はどうなるの?

あ~今年に限って、困ったものです。中国原産新型武漢コロナウィルス!

あえて中国と書いておかないと、最近の中国の報道官はあろうことかウィルスが

どこから発生したのか、我々中国側も被害者であると言い出す上に、あろうことか

米軍のせいにし始めましたね、信じられない思いで、ニュースを聞いていました。

せっかく今年の新酒は、酒造り35年たちますが、今年ほど出来の良い年はないほどの

自信のあるできなのに、いろんな鑑評会が中止となってしまったら、どうしよう?

景気事態も先行き不安な様子ですし、このままの状態が続くようだと、かつての

オイルショックどころかリーマンショックを軽く追い越して、100年程前の1918年に流行した

スペイン風邪により、世界中で数千万人が死亡したインフルエンザに匹敵します。

たまたま読んだ最近の読売新聞の記事によると紀元400年から700年にかけてインドが

起源と見られる天然痘が世界中に流行しました。日本でも奈良の都で多くの死者がでて

聖武天皇は仏教の力で乗り越えようと東大寺の大仏を建立したり、遷都を繰り返した。

1300年ごろになると、中央アジアで発生されたとされる黒死病(ペスト)、ペストは

ヨーロッパ中に広まり、欧州の人口の3分の1が死亡したという。

そして、1800年代になると、インドで流行していたコレラが一気に広まり、多くの死者をだした。

第一次世界大戦末期、1918年にはスペイン風邪と呼ばれたインフルエンザが欧州に広がり

米国へも広がり、大正時代の日本でも約40万人が死亡した。

昔は、衛生観念も現代社会に比べれば、稚拙な知識しかなかった時代だから一度拡散すると

どこまでも広がりをみせたと思いますが、今回の新型武漢コロナは終息する気配が見えない

のは、何故?困ったものですね~。新聞は勉強になりますね。

ところでだいぶ話がずれてしまいましたが、全国新酒鑑評会の開催するかどうかは来週の

ホームページで公開するそうですね。お願いだから開催してください。せめて延期で

お願いします。